2024年09月07日
2024年9月のウール倶楽部
夏休み明けのウール倶楽部が9月6日(金)、7日(土)に開催しました。
9月7日から22日までを二十四節気では「白露」と言います。「露が降り、白く輝くように見える頃」という意味だそうで、夜の気温が下がり、空気中の水蒸気が冷やされ水滴になり葉や草花に付くようになります。即ち、朝露が下りる頃を指しています。そして、白露の前は、暑さが収まるという意味の「処暑」、白露の後は「秋分」です。日中は暑さが続きますが、朝晩は肌寒くなるということです。しかし、今年はなかなか、、、。未だに日中は酷暑という言葉がぴったりの高温多湿です。とは言っても、この暑さの中、庭にはシオカラトンボだけでなくアキアカネが群で飛ぶようになりました。夕方にはジーというアブラゼミの代わりに、カナカナカナ、、、、、、とヒグラシの鳴き声が聞こえます。そうです。酷暑から朝露の季節に変りつつあります。そんな季節の中で行なわれたウール倶楽部でした。
夏の名残の富士山です。さすがに、まだ雪はありませんが、どことなく夏の景色とは違う姿と感じてしまうのは気のせいでしょうか。
今回はクチナシブルーの染色の復習です。二つの鍋を使い、同時進行で酢酸を使い同浴で染める予定でしたが、酢酸が無かったため、クエン酸を使うことにしました。
水の入った鍋にクチナシブルーを入れています。
こちらはクエン酸。
クエン酸とぬるま湯をペットボトルに入れてシェイクして溶かしました。
1染目は基本どおりに染めました。とても綺麗なブルーが得られました。
まだ濡れた状態。これから乾燥させます。
こちらは乾燥した羊毛。
綺麗なブルーが得られて、皆さん満足気。解しも楽しそう。
乾燥し、解し終ったら早速カードかけ。
2染目の1鍋は、ちょっと変った染めにしました。
牧場に生えている雑草を摘んできて、残液の中に入れ、煮出して染液を作りました。羊毛を入れ、土曜日朝まで放冷しました。この方法は初めてでしたので、どんな色になるか楽しみ。
染め終ったら、水洗いして染液を洗い流します。ブルーの中にそこはかとなく緑を感じさせる気がします。
雑草+クチナシブルー染液で染めたのは「2染の左(鍋)」の羊毛。うっすらと黄味を感じさせる程度ですが、微妙なニュアンスがあって良いですね。
こちらは「2染の右(鍋)」で染めた羊毛です。こちらの方が青みが強い気がしますが、部分的かもしれません。カードをかけて均一化するとどうなんでしょうか?
今回のクチナシブルー染めは、雑草の生葉を追加するというお楽しみがありましたが、草木染めでは、それが良いにつけ悪しきにつけ、何らかのハプニングが付きもので、それがまた楽しみです。
染めている間に先生から展示会に向けての作品の紹介がありました。
以前、小澤先生デザインで編んだショールのアレンジ版。橋本先生の作品です。ピコットで縁取りし、三角の先端にお花をあしらいました。
染めの隙をみてカレーのランチ。お揃いのナプキンが可愛い、、、、(*^_^*)
もう9月。泣いても笑っても、12月まで残すところ2ヶ月しかありません。
残暑に負けず、気を引き締めて頑張りましょう。
9月7日から22日までを二十四節気では「白露」と言います。「露が降り、白く輝くように見える頃」という意味だそうで、夜の気温が下がり、空気中の水蒸気が冷やされ水滴になり葉や草花に付くようになります。即ち、朝露が下りる頃を指しています。そして、白露の前は、暑さが収まるという意味の「処暑」、白露の後は「秋分」です。日中は暑さが続きますが、朝晩は肌寒くなるということです。しかし、今年はなかなか、、、。未だに日中は酷暑という言葉がぴったりの高温多湿です。とは言っても、この暑さの中、庭にはシオカラトンボだけでなくアキアカネが群で飛ぶようになりました。夕方にはジーというアブラゼミの代わりに、カナカナカナ、、、、、、とヒグラシの鳴き声が聞こえます。そうです。酷暑から朝露の季節に変りつつあります。そんな季節の中で行なわれたウール倶楽部でした。
夏の名残の富士山です。さすがに、まだ雪はありませんが、どことなく夏の景色とは違う姿と感じてしまうのは気のせいでしょうか。
今回はクチナシブルーの染色の復習です。二つの鍋を使い、同時進行で酢酸を使い同浴で染める予定でしたが、酢酸が無かったため、クエン酸を使うことにしました。
水の入った鍋にクチナシブルーを入れています。
こちらはクエン酸。
クエン酸とぬるま湯をペットボトルに入れてシェイクして溶かしました。
1染目は基本どおりに染めました。とても綺麗なブルーが得られました。
まだ濡れた状態。これから乾燥させます。
こちらは乾燥した羊毛。
綺麗なブルーが得られて、皆さん満足気。解しも楽しそう。
乾燥し、解し終ったら早速カードかけ。
2染目の1鍋は、ちょっと変った染めにしました。
牧場に生えている雑草を摘んできて、残液の中に入れ、煮出して染液を作りました。羊毛を入れ、土曜日朝まで放冷しました。この方法は初めてでしたので、どんな色になるか楽しみ。
染め終ったら、水洗いして染液を洗い流します。ブルーの中にそこはかとなく緑を感じさせる気がします。
雑草+クチナシブルー染液で染めたのは「2染の左(鍋)」の羊毛。うっすらと黄味を感じさせる程度ですが、微妙なニュアンスがあって良いですね。
こちらは「2染の右(鍋)」で染めた羊毛です。こちらの方が青みが強い気がしますが、部分的かもしれません。カードをかけて均一化するとどうなんでしょうか?
今回のクチナシブルー染めは、雑草の生葉を追加するというお楽しみがありましたが、草木染めでは、それが良いにつけ悪しきにつけ、何らかのハプニングが付きもので、それがまた楽しみです。
染めている間に先生から展示会に向けての作品の紹介がありました。
以前、小澤先生デザインで編んだショールのアレンジ版。橋本先生の作品です。ピコットで縁取りし、三角の先端にお花をあしらいました。
染めの隙をみてカレーのランチ。お揃いのナプキンが可愛い、、、、(*^_^*)
もう9月。泣いても笑っても、12月まで残すところ2ヶ月しかありません。
残暑に負けず、気を引き締めて頑張りましょう。
2024年11月2回目のウール倶楽部開催
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2024年7月2度目のウール倶楽部開催
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Posted by woolclub at 23:58
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