2020年09月05日
9月のウール倶楽部開催
日本の南海上で発生した台風10号が「特別警報級」の勢力で沖縄や九州に接近する9月4日(金)、5日(土)、富士山麓に拠点を置くまかいの牧場ウール倶楽部は夏休み後初の倶楽部を開催しました。
台風の余波による雨で新幹線は三河安城~名古屋間で遅れが発生。京都から来られる橋本先生は遅れはしたものの無事到着。人数は少ないけれど、東京在住の部員も参加しての久々の充実した倶楽部になりました。

今日のメインのお仕事は染色。
西洋茜とマリーゴールドの掛け合わせです。西洋茜は倉庫に眠っていた古いもの、マリーゴールドは部員のKさんのご主人がせっせと畑で栽培して下さったもの。 ウール倶楽部は、KさんやAさんのご主人はじめ隠れファン(?)の方々の温かな愛情に支えられています。感謝、感謝です。


2種類の染料を寸胴に入れて染液を煮出します。その間に別鍋に生明礬と酒石酸を入れ、羊毛を先媒染します。

第1染目。落ち着いた淡いきれいなオレンジに染まりました。
原毛を取出した残液には酢酸を入れ、同浴染めで一晩放冷。余すところなく染液を利用します。


一晩放冷した原毛です。右は同浴、左は先媒染したもの。媒染液が温かかったため、火を付けずそのままの温度で媒染しました。同浴した方が僅かに赤味が差しており、色の違いが分かります。

染料の茜が古かったため上手く染まるか心配でしたが、とてもきれいな発色で、一同大満足。先生も加わりみんなで解します。
橋本先生の講義は夏休みの宿題だったシェトランドショールやセーターのお話し。
部員達が手こずっている間に、様々なショールを編んできて下さいました。
このように実物を見比べると、素材や太さ、色などによる編み上がりの違いをはっきり認識することができます。

ラック染めチェビオットの単糸で編んだ小ぶりのショール。ラックと言えばピンクとか紫系を連想しますが、茜のオレンジにも近い魅力的な赤です。正真正銘、媒染無しのラック染めだそうです。このオレンジをもう一度出したくて、何度もトライしたそうですが、この色は未だに得られていないとか。正に一期一会の色ですね。

チェビオットの白とグリーン、双糸で編まれています。

ハーフブレッド(メリノとロムニー)とブラックメリノの双糸。ハーフブレッドの糸で編んだ方はカジュアルな感じに仕上がりました。

シックな茶色はハーフブレッド(メリノとロムニー)の単糸。編みかけです。

部員の作品。双糸を8号針で編みました。とても使い易い色合いのショールです。

こちらは玉ネギ染めの渋い黄色のセーター。


裾と衿に縄編みと透かし編みの模様が入っています。
色もデザインも大人可愛いくお洒落。袖にも模様編みを入れるかどうか、、、思案中だそうです。
コロナが流行し始めてから、医療・福祉関係従事者や東京はじめ他県在住部員などが気軽に集えなくなりました。大勢で心置きなくお喋りしたり手仕事に励んだりすることもなくなりました。しかし、ワクチンや治療薬が完成するのもそう遠くはないようです。僅かな灯りに希望をもち、安心して暮らせる新たな世界が一日も早く訪れることを祈りましょう。
台風の余波による雨で新幹線は三河安城~名古屋間で遅れが発生。京都から来られる橋本先生は遅れはしたものの無事到着。人数は少ないけれど、東京在住の部員も参加しての久々の充実した倶楽部になりました。

今日のメインのお仕事は染色。
西洋茜とマリーゴールドの掛け合わせです。西洋茜は倉庫に眠っていた古いもの、マリーゴールドは部員のKさんのご主人がせっせと畑で栽培して下さったもの。 ウール倶楽部は、KさんやAさんのご主人はじめ隠れファン(?)の方々の温かな愛情に支えられています。感謝、感謝です。


2種類の染料を寸胴に入れて染液を煮出します。その間に別鍋に生明礬と酒石酸を入れ、羊毛を先媒染します。

第1染目。落ち着いた淡いきれいなオレンジに染まりました。
原毛を取出した残液には酢酸を入れ、同浴染めで一晩放冷。余すところなく染液を利用します。



一晩放冷した原毛です。右は同浴、左は先媒染したもの。媒染液が温かかったため、火を付けずそのままの温度で媒染しました。同浴した方が僅かに赤味が差しており、色の違いが分かります。

染料の茜が古かったため上手く染まるか心配でしたが、とてもきれいな発色で、一同大満足。先生も加わりみんなで解します。
橋本先生の講義は夏休みの宿題だったシェトランドショールやセーターのお話し。
部員達が手こずっている間に、様々なショールを編んできて下さいました。
このように実物を見比べると、素材や太さ、色などによる編み上がりの違いをはっきり認識することができます。

ラック染めチェビオットの単糸で編んだ小ぶりのショール。ラックと言えばピンクとか紫系を連想しますが、茜のオレンジにも近い魅力的な赤です。正真正銘、媒染無しのラック染めだそうです。このオレンジをもう一度出したくて、何度もトライしたそうですが、この色は未だに得られていないとか。正に一期一会の色ですね。

チェビオットの白とグリーン、双糸で編まれています。

ハーフブレッド(メリノとロムニー)とブラックメリノの双糸。ハーフブレッドの糸で編んだ方はカジュアルな感じに仕上がりました。

シックな茶色はハーフブレッド(メリノとロムニー)の単糸。編みかけです。

部員の作品。双糸を8号針で編みました。とても使い易い色合いのショールです。

こちらは玉ネギ染めの渋い黄色のセーター。


裾と衿に縄編みと透かし編みの模様が入っています。
色もデザインも大人可愛いくお洒落。袖にも模様編みを入れるかどうか、、、思案中だそうです。
コロナが流行し始めてから、医療・福祉関係従事者や東京はじめ他県在住部員などが気軽に集えなくなりました。大勢で心置きなくお喋りしたり手仕事に励んだりすることもなくなりました。しかし、ワクチンや治療薬が完成するのもそう遠くはないようです。僅かな灯りに希望をもち、安心して暮らせる新たな世界が一日も早く訪れることを祈りましょう。