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2022年04月02日

2022年4月のウール倶楽部

4月1日(金)、2日(土)の両日、ウール倶楽部を開催しました。
前日は最高気温が25度にも達したというのに1日当日は一転変わってダウンジャケットが必要なほどの寒さ。三寒四温の四字熟語そのものです。高齢者がこの気温変化について行くのは大変ですが、開花した桜の寿命が伸びたのはラッキーでした。

桜の花の向こうに見えるのは中腹まで雪を被った富士山。


こちらは1日朝の山中湖周辺の風景。春とは思えない、クリスマスの絵葉書にも使えそうな幻想的な光景です。


とはいえ、もう春だということは植物も教えてくれています。
森の家への坂の途中にある三椏の花が今年も例年同様に咲いてくれました。
三椏はジンチョウゲの仲間。三つに分かれた枝の先に白と黄色の花を咲かせます。下向きに咲き、派手さはありませんが、素朴で可愛い花です。


1日(金)の出席者は4名。久々に汚毛処理をしたり、かわいい靴下を編んだり、講義用の資料をまとめたりしながら先生の到着を待ちます。

午後からはワイン染めを行いました。
今回染色に使った5㍑のオーストラリアワインです。


ワインの独特な香りに酔いながら、約5リットル弱のワインを小型の寸胴鍋に入れます。倍以上のお湯を足し、生明礬、酒石酸を加えて同浴染めにすることに。 
100gの羊毛(丁寧にカードした牧場のチェビオット)を短く手でちぎりながらワインの中に入れて、煮立たせないように注意しつつ火を付けました。が、なかなか色が入らないため鉄液も加え、更に濃い色に染めるため一晩放冷することにしました。


放冷後の色の入り具合はどうでしょう、、、
工夫の甲斐あって、何とも言えない落ち着いた紫がかったピンクに染まっています。魅力的な色です。




1染目を解して乾燥させています。とても優しい色。葡萄の皮染めと比較すると、どうでしょうか? 今年の夏は葡萄を沢山食べて染めてみたくなりました。


残液で2染目を染めることにし、こちらも一晩放冷しました。(※1へ続く)

羊毛に染料が入るまでの待ち時間には先生の講義です。
フェアアイルのベレー帽を見せて頂きました。橋本先生の作品で、紫系とオレンジ系。放射状に広がるデザイン、先生らしい色使いで、とても素敵です。


こちらは2日(土)の講義風景です。


橋本先生の紡ぎの実技付きで、紡毛糸と梳毛糸の違いを学びます。


展示会の話合いも大切です。今年のテーマは? 作品の種類や数は? ワークショップは?
12月の展示会まであと8ヶ月。時間は刻々と過ぎて行きます(~_~;)

3日(日曜日)は朝から雨。1人の部員さんが放冷した染色羊毛の処理に行って下さいました。寒い中での水仕事ですから、辛かったはずです。地元の部員さんには倶楽部のために、いつもいつも大変な作業をして頂いています。ウール倶楽部員が毎回楽しく活動できる陰には、こうした部員さんのご協力があります。感謝あるのみです。
下の写真が2染目の解し。
水を絞ったばかりの時は見事なワイン色でしたが、解しているうちに薄いピンクに変わったそうです。乾燥するともう少し退色するかもしれませんが、桜色!!素敵です。


1染目と2染目を並べてみました。右側が1染目、左側が2染目。写真では色の違いは分かり難いですが、実際には微かな変化が見られます。
別々に紡ぎ編んでみると微妙な色のグラデーションがはっきり出現するはずです。



新型コロナは高止まりながら減少してきたかと思っていましたが、3月の連休の影響で再度増加傾向に転じつつあるようです。ワクチンは3回目がまだ十分行きわたっていないのに又々新たな変異株が出現し、4回目の接種の話も出ています。しかし、いつまでも新型コロナに振り回されて社会生活ができないのもつらい。世の中は次第にこの病との共存を考えるようになってきました。新型コロナ感染の基本対策をしっかりしながら社会生活を元に戻そうとしているのです。
一方、新たな憂鬱の種になってきたのはロシアのウクライナ侵攻です。テレビやネットでその惨状を見る度に戦争の悲惨さを思い知らされ、支援の寄付以外何もできずにいる自分の無力さを痛感させられます。
「誰かプーチンを止めて!」 と叫びたくなる毎日。
日本に、ウクライナに、そして世界中に、1日も早く平穏な生活が戻ってきますように。  


Posted by woolclub at 23:58
倶楽部活動