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2020年10月03日

10月のウール倶楽部開催

秋の彼岸が終わり10月に入った途端、景色はすっかり秋の風情。牧場も秋晴れ。空は青く高く、澄んだ空気が心地よい日々です。ウール倶楽部は10月2日(金)、3日(土)の両日開催されました。

牧場内もすっかり秋仕様に!



今日のお仕事は柿の生葉染めです。

柿の生葉を煮出します。葉っぱではなく枝でも染まりますが、その場合は若い枝を使います。色は赤茶色に染まるはずです、、、、。

柿の葉は、牧場の新海さんや営繕さん達7人が前々日牧場内で採取してくださったものです。汚れてはいけないと木下にブルーシートを敷き、酸化してはいけないと掃除機で空気を抜き冷蔵庫で保管して下さいました。
ウール倶楽部はこうした牧場の皆さん方の陰のご協力により活動できています。感謝あるのみです。

染液ができました。深い緑色で秋らしい魅力的な色ですが、、、。

先媒染した原毛を入れて1時間ほどおいてみましたが、なかなか染料が原毛に入りません。

1染目は取出して、洗い、乾燥させ、残液には別の原毛を入れて一晩放冷することにしました。先媒染量も調整して濃い色が出るよう工夫します。

1染目の原毛を乾燥させると、こんな色になりました。

染まった色を比べてみました。上段は2染目の放冷したもの、下段は1染目。比べてみるとやはり放冷したものの方が色がよく入っています。

染色している間に橋本先生の講義です。
先ずは柿の葉について。
柿の葉は生薬として様々な形で利用されています。
それは、柿の葉にはビタミンCの他、フラボノイド配糖体のアストラガリン、ミクシトリン、カロチン、パントテン酸、タンニン(灰汁にも)などが含まれているためですが、これら実際の養分が分析されたのは戦後のことだそうです。柿の葉のビタミンCの含有量はほうれん草の10倍、レモンの20倍といわれ、若芽が出た6月頃から青葉のうちの10月頃までの時期が含有量が最も多いそうです。
また、葉には殺菌効果もあり、それを利用した奈良名物柿の葉寿司は有名です。
因みに、各地で植物の殺菌効果を利用した料理が見られますが、福井地方ではクマザサを採取して塩水に浸け保存して使います。
富山の鱒の寿司もその一例ですね。

橋本先生のお土産の柿の葉寿司。ここにも季節仕様があり、暑い時期には酸味と塩味を聞かせているそうです。
部員のKさん掘りたて茹でたての里芋と共にお昼に頂きました。

夏から編み続けている作品の紹介と編み方の注意点。


玉ネギ染めの秋らしい黄色のお洒落なセーター、完成品です。

こちらも先月ご紹介したハーフブレッド(メリノとロムニー)のシェットランドレースの完成品。とても使い易いショールです。

白い方はアルパカの単糸で編んだシェトランドレース。部員さんの作品です。

10月の倶楽部も終了し、今年もあと2回を残すだけになりました。
新型コロナの感染流行で全員が集うことが難しい日々が続いていますが、倶楽部員全員が様々に工夫を凝らしこの難しい時期を乗り越えていこうと頑張る日々です。  

Posted by woolclub at 21:30
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