2021年08月01日
2021年7月 2度目のウール倶楽部の近況報告
7月2回目のウール倶楽部を30日(金)、31日(土)の両日開催しました。
倶楽部では新型コロナワクチンを2回接種している人が多いため、感染対策をしっかりしての開催です。しかし、東京都での感染拡大の流れは留まるところを知らず、感染者数は31日にはこれまでにないスピードで過去最高の4,000人を突破。緊急事態宣言の埼玉、千葉、神奈川、大阪の4府県への拡大も決定されました。複雑な心境の中での開催でしたが、4ヶ月ぶりということもあり、染色や先生の講義など賑やかな2日間を楽しむことができました。
先ずは4ヶ月ぶりの講義。
ソーシャルディスタンスとマスクで感染対策をしっかりとっています。
久々に先生の作品を見せていただきました。
いずれも、牧場にいる通称メリコリの単糸で編んだショールで、左は75g、右は58g使用です。
こちらはそのメリコリの単糸。Tさんの作品です。まだまだ紡ぎ初心者のTさんですが、とても綺麗に紡げています。
進行中だった橋本先生のカーディガンが出来上がりました。
このセーターには幾つか編み方のヒントがあります。
まずは柄の入れ方で見られる2通りの工夫。
1.裏糸が渡らない編み方:編むのは大変ですが綺麗な仕上がり
2.裏糸が渡る編み方:糸はつり易いが、編むのは簡単
また、カーディガンの襟と前立ての編み方の工夫にも注目。
前立ては別に編み、先に前立てを綴じてから柄合わせをして、前立ての残りと襟を編むという方法で仕上げたそうです。
なるほど、こうすれば襟と前立ての柄を合わすことができるんですね。
今回のカリキュラムの一つは葉緑素パウダーでの染色。休みが長かったので、久々の染色です。
1染、2染を2つの鍋を使い同時進行で染色しました。どちらも1染目。とても綺麗なグリーンに染まっています。
こちらは2染目。
1染目に比べ、グリーンが薄くなりましたが、ニュアンスのある淡いグリーン。これはこれで素敵です。
染め上がった羊毛は解してから干します。綺麗に解すのは大変な仕事ですが、後でカードをかける時に楽ですし、カーダーへの負担も軽くなり針の劣化も防げます。
2日間の倶楽部、あっという間でしたが、濃密な時間をすごすことができました。
まだまだ暑さが続きます。熱中症やコロナに負けず無事に9月を迎えることができますように。
___________________________________________________
31日の朝刊に、コロナの症状をめぐる医者と一般人との認識のズレについての記事が載っていました。
* 一般人のイメージ:
軽症「全然平気・風邪程度」、
中等症「息苦しさは出そう」、
重症「入院は必要」
* 医師の認識:
軽症「酸素は要らない」、
中等症「肺炎が広がり、多くの人にとって人生で一番苦しい」、
重症「助からないかも」
軽症という言葉の響きに惑わされ、甘く考えてはいけないということです。
ワクチン接種が済んでも100%感染しないわけではありません。
以前のような普通の生活が1日も早く戻って来るよう、認識を新たに、1人1人が感染拡大を防ぐ努力を心がけましょう。
倶楽部では新型コロナワクチンを2回接種している人が多いため、感染対策をしっかりしての開催です。しかし、東京都での感染拡大の流れは留まるところを知らず、感染者数は31日にはこれまでにないスピードで過去最高の4,000人を突破。緊急事態宣言の埼玉、千葉、神奈川、大阪の4府県への拡大も決定されました。複雑な心境の中での開催でしたが、4ヶ月ぶりということもあり、染色や先生の講義など賑やかな2日間を楽しむことができました。
先ずは4ヶ月ぶりの講義。
ソーシャルディスタンスとマスクで感染対策をしっかりとっています。
久々に先生の作品を見せていただきました。
いずれも、牧場にいる通称メリコリの単糸で編んだショールで、左は75g、右は58g使用です。
こちらはそのメリコリの単糸。Tさんの作品です。まだまだ紡ぎ初心者のTさんですが、とても綺麗に紡げています。
進行中だった橋本先生のカーディガンが出来上がりました。
このセーターには幾つか編み方のヒントがあります。
まずは柄の入れ方で見られる2通りの工夫。
1.裏糸が渡らない編み方:編むのは大変ですが綺麗な仕上がり
2.裏糸が渡る編み方:糸はつり易いが、編むのは簡単
また、カーディガンの襟と前立ての編み方の工夫にも注目。
前立ては別に編み、先に前立てを綴じてから柄合わせをして、前立ての残りと襟を編むという方法で仕上げたそうです。
なるほど、こうすれば襟と前立ての柄を合わすことができるんですね。
今回のカリキュラムの一つは葉緑素パウダーでの染色。休みが長かったので、久々の染色です。
1染、2染を2つの鍋を使い同時進行で染色しました。どちらも1染目。とても綺麗なグリーンに染まっています。
こちらは2染目。
1染目に比べ、グリーンが薄くなりましたが、ニュアンスのある淡いグリーン。これはこれで素敵です。
染め上がった羊毛は解してから干します。綺麗に解すのは大変な仕事ですが、後でカードをかける時に楽ですし、カーダーへの負担も軽くなり針の劣化も防げます。
2日間の倶楽部、あっという間でしたが、濃密な時間をすごすことができました。
まだまだ暑さが続きます。熱中症やコロナに負けず無事に9月を迎えることができますように。
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31日の朝刊に、コロナの症状をめぐる医者と一般人との認識のズレについての記事が載っていました。
* 一般人のイメージ:
軽症「全然平気・風邪程度」、
中等症「息苦しさは出そう」、
重症「入院は必要」
* 医師の認識:
軽症「酸素は要らない」、
中等症「肺炎が広がり、多くの人にとって人生で一番苦しい」、
重症「助からないかも」
軽症という言葉の響きに惑わされ、甘く考えてはいけないということです。
ワクチン接種が済んでも100%感染しないわけではありません。
以前のような普通の生活が1日も早く戻って来るよう、認識を新たに、1人1人が感染拡大を防ぐ努力を心がけましょう。
Posted by woolclub at 11:05
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