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2019年09月25日

北海道士別市からのお客様をお迎えしました

9月21日夜に、士別市からのお客様が富士市に到着しました。
士別市議、市役所職員、くるるん会。サフォーク研究会の総勢12名です。
当日夜は馬飼野牧場主催の懇親会に出席され、翌22日午前中には牧場を視察訪問。
コスモス、尾花、おみなえし、ヒヨドリ花、名残の紫陽花、、、秋の草花が出迎えるウール工房で、倶楽部員手作りの紫蘇ゼリーを召し上がって頂き、社長から馬飼野牧場の歴史のお話がありました。





士別市議と富士宮市議の方々からは今後の交流に協力頂くという力強いお言葉を頂きました。
倶楽部部長の挨拶の後、くるるん会から倶楽部員に士別の羊(サフォーク)を草木で染めたウールをお土産に頂きました。
頂いた羊毛のうちのひとつ「セイタカアワダチ草」で染めたウール、秋色でとてもすてきです。早速、みんなでほぐしました。

倶楽部からは部員手作りの「フェアアイルノート」と、馬飼野牧場の羊(チェビオット)を枇杷の葉で染めたウールをプレゼントしました。

枇杷の葉の染色は、士別の皆様がいらっしゃる前日に倶楽部員で行いました。葉っぱは小さくちぎって煮出します。
枇杷の実は甘くて素朴な味で美味しいですが、葉はお茶にしたり、煎じてあせもに付けたり、昔から民間療法に用いられてきた植物です。
初めての染色でどんな色が出るのかドキドキでしたが、やさしいほんのりとした枇杷の実色になりました。



すっかり涼しくなった牧場は、ハロウィーン仕様に模様替えされていて、秋のお散歩にピッタリです。ぜひお出掛け下さい。

  

Posted by woolclub at 15:19

2019年09月09日

9月の活動報告

台風15号が接近するなか、9月6日(金)7日(土)ウール倶楽部を開催しました。とても蒸し暑い2日間でしたが、これは台風の影響でしょうか。
早く涼しくなって、編み物にじっくり取り組みたいと思う今日この頃です。
富士山も午前中は良く見えてました。


毎年恒例の『ウール倶楽部展示会』今年は12月6日(金)から8日(日)に
開催します。
展示会のテーマや展示方法、ワークショップについて、ディスカッションを行いました。
一年間の成果を見て頂くと共に、来てくださった方に楽しんで頂けるような会を計画してます。
橋本先生からは、7月の倶楽部で見せて頂いたハープサルレースのショールの仕上げを見せて頂きました。
編み地に埋没してしまう玉編みをきれいに出すためのひと手間と、上手なアイロンのかけ方について、教わりました。立体感が出てますね。


ジャコブ羊の、レースの靴下とリブ編みの靴下も素敵です。


ジャコブ羊の起源はメソポタミアに始まるといわれ、旧約聖書に最初に現れた羊です。ルーベンス作の「ヤコブとエサウの和解」という絵画にも描かれています。
現在のジャコブは2本か4本の角があり白、茶、黒の模様がありますが、最初は白で毛質もガシャガシャしたものだったようです。
旧約聖書の創世記に登場するヘブライ人の族長であるヤコブが交配を重ね、時を経て現在の姿になったと言われます。
羊と人間の関わりはとても長い歴史がありますが、このジャコブ羊はその起源なんですね。
とっても奥深い羊なんです。(Wikipediaより)


土曜日は陽射しも強く暑かったのですが、展示会ポスター用の写真を撮りに
牧場内に出かけました。
各々自由に撮って、その中からチョイスしてポスターに仕上げてもらいます。


以前より牧場と親交がある北海道士別の「サフォーク研究会」と「くるるん会」の方々が、近くまかいの牧場に来場されるので、その準備をしました。染色用のビワの葉をみんなで細かく砕きました。
当日は染色したものを見て頂く予定ですが、良い色が出るといいですね。


土曜日は、久々のランチ復活、美味しいカレーご馳走さまでした。


10月の倶楽部は展示会準備とくちなしブルーを使った羊毛染色を行います。  

Posted by woolclub at 11:57
倶楽部活動