まかいの牧場ウール工房　『ウール倶楽部』

12月に展示会があるため、11月の倶楽部はイレギュラーで2回開催です。
1回目は8日（金）、9日（土）の両日でした。
先々週は伊豆半島に大型台風が上陸し、東日本を縦断して各地に甚大な被害を及ぼしました。
被害を受けられた皆様に謹んでお見舞い申し上げ、一日も早い復旧をお祈りします。
大型台風や豪雨など自然災害の多い年でしたが、木々の緑の中に黄色や赤い葉が目立つようになり、季節は確実に進んでいます。
牧場の設えもハロウィン仕様からクリスマス仕様に変りました。
展示会はもう目と鼻の先です。
　


というわけで、今回の倶楽部は来年の予定と展示会の準備に追われました。
会場設営の見直しや期間中の当番の決定 、ワークショップの内容や価格、実演についての検討、ポスターや葉書の配布、、、。
やっと編み上げて最後の仕上げをする人、出品作品にネームタグを付ける人、、、。　
もっともっと時間が欲しい倶楽部員たちです。

先生も今年の出品作品をお持ち下さいました。
展示会の前に、一つだけご紹介しましょう。

以前ご紹介しましたように、ジャコブ羊は旧約聖書にも現われる古い歴史を持つ羊です。
毛色は白、黒、茶色の斑点模様。この原毛を丁寧に３色に分けてそれぞれの色で紡ぎ、その色に合った編み込み模様やレース編みなどで靴下を編まれました。とっても素敵です。しかも、ジャコブの歴史的背景を知ると、有難さというか何というか、とても奥深さを感じるのです。
展示会で現物がご覧になれます。お楽しみに♡♡♡

展示会の詳細は追ってこちらのブログにてご紹介します。

今年はフェアアイルを初歩からじっくり学びました。

模様の並べ方、配色の仕方、フェアアイルの大きな特徴であるスティークの編み方や始末の仕方など、、、倶楽部員全員が、減らし目のないバッグを編みながら初歩から勉強しました。
来年はこの経験を生かし、各々がベストやセーターなど更に一段高度な作品に挑戦します。

染色も楽しみです。
今年はコチニールや蘇芳などの赤系、梔子ブルーの青系に挑戦しましたが、来年はまず、柿の葉を使った鮮やかな黄色の染色から出発。牧場には柿の木が沢山ありますから、染料は簡単に入手可能です。勿論、お金もかかりませんし、、、(*^_^*)

来年はサフォークランド士別への訪問も計画されています。
充実した一年になりそうです。


倶楽部のシェフも復活し、久々のランチ。
メニューは栗ごはん、豚汁、マカロニサラダ、デザート担当が定着しそうなＫさんによるフルーツヨーグルトゼリー など。
手作りの美味しいランチで今日も幸せ一杯です。