2017年12月09日
15周年特別展示会
まかいの牧場ウール倶楽部15周年記念 特別展示会が12月8日から10日まで、
ウール工房 「森の家」で開催中です。
活動15周年を記念する特別展示会ということで、
セーターや手袋、帽子など小物の小物の他、
「羊からセーターができるまで」と題した展示が行われています。
また、カードや糸紡ぎのデモンストレーションやフェルトワークのワークショップなど盛り沢山の内容。
今年は手書きの看板を立ててみました。
更に、玄関外のベランダには汚毛を配置。
お客様に、刈りたての原毛の状態をみていただき、臭いもたっぷりかいて頂いて、、、、
いよいよ玄関へ。
左奥では、倶楽部員のご主人にも協力していただき、里山で採取したツルウメモドキをどーんとセンターに
配置し、これも又倶楽部員のご近所さまから頂いた黄色、オレンジ、臙脂などの小菊を入れた
素敵なお花がお迎えします。橋本先生自ら活けて下さいました。
受付を通って工房へ入ると正面には、まかいの牧場の羊たちの原毛が展示されています。
コリデールのナチュラルとカラード、チェビオット、絶滅危惧種の貴重なマンクス、士別からやってきた
サフォークなどのカード前とカード後の羊毛、その編み地。それぞれの羊の写真と説明も置かれ、
糸になる前の羊の毛を感じて頂きます。
そして、原毛の繊維を揃えるカードの実演。
暖炉を前に手紡ぎのデモンストレーション。ちょっと絵になる光景で、お客様を惹き付けます。
窓際には今まで染めた染色原毛を飾り、その自然の色を見ていただきます。
一番奥は作品の数々。染色し、カードし、時間をかけて丁寧に紡いだ紡毛糸を丹念に編み上げた
作品は、たとえ小さな手袋やマフラーでも、見る人の心を温め、着ける人の気持を穏やかにさせてくれます。
工房の中央には丸テーブルを置き、フェルトワークを楽しんで頂きます。
金曜日、土曜日両日とも、定員をオーバーするお客様がご参加くださり、小さなお花のブローチや
ネックレス作り。お嬢様のネックレスをお父様が作るという微笑ましい光景も見られました。
例年の作品のみの展示会と異なり、今回の特別展示会は準備が大変でしたが、とても暖かな
雰囲気の中、日常の生活の中では見られない光景を楽しめたり、心癒やされる一時を過ごすことが
できたり、お客様にご満足頂けましたら幸いです。
最終日も沢山のお客様が訪れて下さいますように ♡
│倶楽部活動